土屋鞄製造所のランドセルを長男が実際に背負ってみた♪

土屋鞄製造所のランドセル

ランドセルを検討し始めた頃、シンプルな品のある佇まいの土屋鞄製造所のランドセルに私が一目惚れ。土屋鞄製造所はランドセルだけでなく、サイトもカタログもインスタも全ておしゃれ♪流行りに媚びない、無駄なものはそぎ落としたシンプルな美しさと丈夫さが魅力です。我が家の子供が欲しがっている色もラインナップにあったため、早速予約して店舗へ行ってみました。落ち着いたやさしいカラー、シンプルな形、丈夫さ、背負い心地など、土屋鞄製造所のランドセルを実際に背負ってみた感想や修理、リメイク、雨カバーなどの付属品についてご紹介したいと思います。

丈夫さ

樹脂素材とスポンジを重ねたイチョウの葉型の丈夫な芯材が衝撃をしっかり受け止めて、6年間きれいな箱型を保ってくれます。インターネットで土屋鞄ランドセルの6年後を検索してみても、型崩れしておらずきれいな形を保っているようです。我が家の子供は男の子なので、放り投げたり多少乱暴な扱いをすることが想像できるので、ランドセルの丈夫さは重要です。

ランドセルの着脱で特に負荷のかかる肩ベルトの付け根は手縫いで補強し、毛羽立ちを防ぐために糸にロウがつけてあります。擦り切れやすいベルト通しは二重になっていたり、ベルト通しが肌に当たらないよう肩ベルトの下ひもが2枚重ねになっていたり、ナスカン受けが敷かれていたり…細かな部分も丈夫に丁寧に仕上げられています。

そして、屈曲試験や耐光試験、摩擦試験などたくさんの項目の耐久試験が行われており、土屋鞄ランドセルの丈夫さには定評があります。

美しさ

土屋鞄ランドセルの最大の特徴は、ランドセルのシンプルで美しい佇まいだと思います。ゆがみのない直線とやわらかな美しい曲線が土屋鞄ランドセルの美しさをつくりあげています。ミシン掛けは縫い目の数も決まっていて、ミリ単位まで正確に。同じ直線でも、場所によって糸の太さや縫い目の幅を変えることで単調にならず奥行きが出ます。髄所に曲線を取り入れることでやさしい雰囲気が出ます。フチに膨らみをつけ、立体感のアクセントを持たせることで陰影ができ、より美しいランドセルになっています。余分な装飾はなく、シンプルな中に洗練された美しさを持つ土屋鞄のランドセルは、知れば知るほどファンになってしまいます♪

土屋鞄ランドセルのカラーは、夜明け前の空、深い森の緑、愛らしい木の実など、自然の色からイメージしたやさしい落ち着いた色合いが特徴。我が子のランドセルはどんな自然の風景からつくられた色なのか、想像するのも楽しくなってしまいます♪アイビーグリーン、ディープブルー、アッシュブルー、チャコールグレーなどのダークカラーは落ち着いた深みのある色合いで、派手さはなくてもおしゃれな色合いです。コーラルピンク、ラベンダー、ミントブルー、ピスタチオなど、最近多い明るいカラーも、どぎつい感じはなくしっとり落ち着いた色合いで、土屋鞄ランドセルなら遊びのある色を選んでも失敗はなさそうな気がします。

背負い心地

立ち上がり背カン、S字型肩ベルトによりランドセルが体にピタっとフィットします。子供が背負った姿も背中とランドセルの隙間はなく、背負い心地はよさそうでした。子供本人も重くない、痛くないと気に入っていました。私も背負わせてもらいましたが、横揺れも少なく、荷物を入れても背負うと軽く感じました。

肌に触れる背あてと肩ベルトは、通気性がよくやわらかな天然皮革が使われています。ふっくら柔らかな背あてにはU字のくぼみがあり、熱がこもりにくくなっています。

A4フラットファイル対応

もちろん、A4フラットファイル対応。ただし、土屋鞄ランドセルの場合、ランドセルのマチの1番高い位置にA4フラットファイルが収まるつくりになっており、どこにでも入るわけではありません。最近増えている大容量のランドセルと比べると収納力は少し劣ってしまうかと思われます。この点がネックでしたが、登下校中の小学生を見ていると、どんなランドセルを背負っている子でも週明けや週末はランドセルと別にバックを持っている子ばかり。大容量のランドセルでも結局ランドセル以外にバッグを持つのであれば、コンパクトでもいいかなと個人的には思っています。ただ、兄弟で土屋鞄ランドセルと他の工房の大容量ランドセルを持っている方の記事を読むとやっぱり土屋鞄ランドセルの収納力は劣るようなので、この点は予め理解した上で検討した方がいいと思います。

素材

コードバン

美しい光沢を放つ、馬のお尻の皮をなめしたコードバン。なめらかな手触りの高級革。

牛革

土屋鞄で最も人気のある、革ならではの風合いを持つ牛革。表面に凹凸加工が施されており、傷がつきにくく目立ちにくい素材。

ヌメ革

防水などの加工をしていない、自然な風合いを生かした牛革。手入れは必要ですが、使い込むほど色とつやが深まります。

人工皮革

軽くて丈夫な人口皮革。土屋鞄製造所では革らしい風合いに優れた人工皮革を採用。

モデル

土屋鞄ランドセルはどのモデルもシンプルで美しいデザインと色合い。プレミアムカラーの色合いは落ち着いた自然な色合いがおしゃれ。ヌメ、SHAPE(シェープ)、RECO(レコ)シリーズは大人もほれ込むかっこよさがあります。

ベーシックカラー

赤、黒など、定番の色合いで仕立てたシリーズ、ベーシックカラー。

ベーシックカラープラス

本体はベーシックカラー、背あてと内装に色をプラスしたシリーズ、ベーシックカラープラス。

アンティークモデル

あめ色の内装とゴールドの金具のレトロ仕立てシリーズ、アンティークモデル。

プレミアムカラー

自然の色からイメージを膨らませた、色にこだわったシリーズ、プレミアムカラー。

アトリエ

フタを開けると華やかなイラストが現れる、アーティストとコラボしたシリーズ、アトリエ。

ヌメ

防水・保湿などの手入れは必要ですが、使い込むほどに色つやが深まり、味わい深く変化するヌメ革ランドセル。

SHAPE(シェープ)

革にヘリンボーン柄を刻んだスタイリッシュなシリーズ、SHAPE(シェープ)。

RECO(レコ)

性別の枠にとらわれない落ち着いた色合い、装飾をおさえたスマートな形。モダンなベーシックカラーを目指した新シリーズ、RECO(レコ)。

注文期間

土屋鞄ランドセルは、とってもありがたいことに、全てのランドセルから注文できる期間が設定されており、この期間内は完売が出ないので、ゆっくりじっくり検討することができます。2021年は7月31日まで完売モデルが出ることはありません。ただし、材料が希少なため、「SHAPE」シリーズだけはこの期間内に完売が出る可能性があります。工房系ランドセルの人気が続き、早い時期に完売してしまう工房もある中、「お気に入りの一つが見つかるまで、じっくりと選んでいただきたいから」と完売を出さない期間を設ける土屋鞄製造所の想いも素敵ですし、安心して慌てずじっくり選べるのは本当に助かります。

付属品

雨カバー、革製のネームタグ、ランドセル袋、きんちゃくが付属品としてついてきます。付属品ではとてもかっこいいとは言えない雨カバーが多い中、土屋鞄の雨カバーは優しい色合いのボーダーで、大きくなっても使える落ち着いた雰囲気の雨カバーです。革製のネームタグはどのランドセルにも違和感なく馴染んでくれそう。ランドセルを包んでいたランドセル袋は小学校の制作物など思い出の品を入れる袋として、雨カバーとネームタグが入っていたきんちゃくは小物入れとして使うことができます。

6年間無料修理保証

ランドセル購入時、あると安心の6年間無料修理保証。土屋鞄製造所はなんと、不注意による傷や破損も無料で修理してくださるそう!「直して使うという経験を通して、ものと長くつきあうことの大切さを伝えられたら」…ここにも土屋鞄製造所の想いが!ふざけて遊んでいて壊してしまったとき、大きな傷をつけてしまったとき、金具類が取れてしまったとき…そんなときも無料で対応してくださるそうです。ただし、使う上で支障をきたさない傷や落書き、ランドセル自体がなくなってしまった場合は対象外となります。修理中は代替ランドセルも無料で貸し出してくださいます。

ランドセルリメイク

6年間の思い出が詰まったランドセル。小学校卒業後は役目を終えて使うことはありません。そのまま残しておくのはかさばります。土屋鞄製造所ではランドセルリメイクも行っています。フタの開け閉めもできるミニチュアランドセル、ランドセルのパーツをミニチュア化したタペストリー、コバ塗り仕立てのペンケースとDカンを生かしたキーチャームセット、キーチェーンのついたパスケース、ランドセル型フォトフレーム、どれもとてもおしゃれです。ランドセルの役目を終えても、また形を変えて手元に残せるのはとても嬉しい♪

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