キッザニア東京
ずっと気になっていたキッザニア東京。「こんな職業もあるんだ!」「この職業は実際こんな仕事をしているんだ!」という体験を子供にしてほしくて、そのうち行ってみようとは思っていました。そんなとき、「KDDIこどもの学び応援プログラム」の無料招待に出会い、応募してみると見事当選♪4歳児、1歳児、夫、私の4人でキッザニア東京に初めて行ってきました!予約方法、職業の種類、混雑状況、駐車場情報など、とにかく何も知らない私たちは分からないことだらけ。知識ゼロの私が事前に情報収集し、当日おろおろすることなく子供が職業体験をすんなり楽しめた体験談をご紹介したいと思います。
予約方法
キッザニア東京は、WEBもしくは電話で予約できます。
WEB予約の場合、キッザニア東京公式サイトの予約ページから空いている日付を選びます。人数選択、お客様情報入力、クレジットカード情報入力、最終確認が終われば完了です。なお、「KDDIこどもの学び応援プログラム」の無料招待の場合、郵送で届く利用案内に記載のあるサービスコードの入力が必要です。予約完了メールが届くので必ず確認してください。受付時には予約完了メール内のQRコード、eチケットお客様控を印刷した紙、予約番号を書いたメモのいずれか1点必要になります。
電話予約の場合、来場前日から当日までの予約となります。詳細はキッザニア東京公式サイトにてご確認ください。
また、ららぽーと豊洲内で当日券も販売しています。
我が家の当日の流れ
キッザニア東京には9:00~15:00の第1部、16:00~21:00の第2部の2つの枠があります。第1部、第2部は完全入れ替え制になっています。
私たちの枠は16:00~21:00の第2部だったので、第2部の当日の流れをご紹介します。何も知らずに開始時間の16:00に訪れると人気の職業体験は既に受付終了しているので、人気の職業も体験したい方は朝から頑張って並んで整理券をもらう必要があります。整理券をもらっておけば集合時間まではフリータイム、安心して入場できます。
平日の第2部を予約した私たちの、当日の実際の時間と様子をご紹介します。
9:40頃 ららぽーと豊洲の駐車場に到着
9:50頃 キッザニア東京の列に並ぶ
10:00頃 列が前に移動
10:15頃 受付開始
10:30頃 ららぽーと豊洲ショッピング
12:00頃 ランチ
13:30頃 車で子供たち昼寝
15:15頃 整理券指定の場所に集合
15:30頃 入場
16:00頃 体験スタート
20:00頃 退場
上記が私たちの初めてキッザニア東京へ行った際の実際のタイムスケジュールです。初めて訪れる際は気になることがてんこもりなので、ここからは詳しくご紹介していきたいと思います。
9:40頃 ららぽーと豊洲の駐車場に到着
ららぽーと豊洲の駐車場は24時間利用できるため、ららぽーと豊洲の開店前でも駐車することができるのでご安心ください。私たちはららぽーと豊洲1の地下1階、ショップゾーン中央のエスカレーター付近に駐車しました。
9:50頃 キッザニア東京の列に並ぶ
車を駐車したら、まずは24時間動いているエスカレーターかエレベーターで1階へあがります。駐車場出入口にもわかりやすく「10:00まではこちらへ」と書かれたキッザニア東京の案内がありますし、1階へあがるとキッザニア東京のスタッフの方が案内してくださるので、初めてでも安心です。案内に従って、エスカレーターでキッザニア東京がある4階へあがります。ここにももちろんキッザニア東京のスタッフの方がいて案内してくださるので心配無用です。そこで整理券仮カードのようなものを受け取って列に並びます。私たちが列に並んだ時点で、第2部の13番目でした。平日第2部を予約した方の時間の参考になればと思います。列のすぐそばにトイレもあるので安心です♪ちなみに、整理券をもらうときには代表者1名でもOKなので、パパやママが1人で並んでいる人がたくさんいました。
10:00頃 列が前に移動
キッザニア東京入口の前に列が移動します。もしトイレなどで列を離れる人がいる場合は注意が必要です。列が移動してしばらくすると、スタッフの方から整理券等の説明が始まります。
10:15頃 受付開始
順番に受付します。順番がきたら、まずはスタッフの方に人数を伝えます。その後、空港カウンターで受付します。人数分の招待券、招待券の入った郵送時の封筒、運転免許証などの本人確認書類、予約完了メールのQRコード、駐車券を提示します。QRコードはeチケットお客様控を印刷した紙や予約番号を書いたメモでもOKです。お仕事3点セット(トラベラーズチェック、シティマップ、JOBスケジュールカード)、入国ホルダー、整理券を受け取り、入場までの説明を聞いて受付完了です。
10:30頃 ららぽーと豊洲ショッピング
10:30頃には受付完了し、整理券に書かれた集合時間まで自由時間。のんびりとららぽーと豊洲内ショッピング♪
12:00頃 ランチ
おなかもすいてきたのでお昼ごはん♪ららぽーと豊洲内には飲食店も多く入っているため迷いつつ、子供の希望でJ.S. FOODIESでハンバーガーランチ♪
13:30頃 車で子供たち昼寝
朝早くから出かけ、お昼も食べて眠くなってきた頃、車に戻って子供たちお昼寝タイム。夫と交代で車で子供たちを見ながら1人のんびりショッピングの続きも楽しみます♪集合時間が近づいてきた頃、子供たちを起こしておにぎりやパンなど軽食タイム。キッザニア東京では子供がやりたい職業をなるべく多く体験させてあげたいため、入場前に腹ごなしし。
15:15頃 整理券指定の場所に集合
整理券に書いてある集合時間、集合場所を確認し、時間までに集合します。このときは入場する人全員そろっている必要がありますのでご注意ください。私たちは15:15にピンク ラテ前集合でした。少し早めに集合場所へ到着、トイレを済ませます。列に並んでいると、スタッフの方がきて簡単な荷物検査があります。
15:30頃 入場
いよいよキッザニア東京入場です。まずは第一希望のアクティビティ(職業体験)ができるパビリオン(職業体験施設)を目指します。アクティビティは約100種類あるそうで、当日その場で探していると人気アクティビティは受付終了してしまう可能性が高いので、子供がどうしてもやりたいアクティビティを事前に決めておくことをおすすめします。その中で、人気があるアクティビティをまずは目指します。各パビリオン周辺にはスタッフの方が必ずいるので、お目当てのパビリオンスタッフの方の案内に従って、列に並びます。JOBスケジュールカードを出すと受付番号とパビリオン名を記入してくれます。子供と一緒に親も横に並んで待てるので、小さな子供と一緒でも心配ありません。ちなみに、親だけ並んで待つことはできないので、必ず子供が並ぶか、子供と一緒に並ぶようにしてください。そのまま16:00のスタートを待ちます。
16:00頃 体験スタート
16:00になると、スタッフの方に案内されてアクティビティスタート!パビリオン内には入れなくても、パビリオンのすぐ外やモニターから子供の様子を見学することができるので、皆さんカメラ片手に楽しんで子供の職業体験を見ています。1つのアクティビティが終わったら、次のアクティビティを目指します。運よくすぐに体験できるアクティビティであればそのまま体験できます。集合時間が少し先のアクティビティの場合、JOBスケジュールカードに集合時間、受付番号、パビリオン名を記入してもらってから、集合時間までに終わる他のアクティビティを先に体験することができます。アクティビティの集合時間や所要時間は各パビリオンの看板で確認することができます。新たな予約は、予約したアクティビティ体験が完了したら取ることができます。予め、いくつものアクティビティの予約を取ることはできません。一度体験するとこの仕組みのコツがつかめます。空いた時間は銀行でカードを作ってお金を預けたり、デパートでお買い物したり、食事やお土産を見たりして過ごします。デパートや銀行もパビリオン内に入れるのは子供だけなので、外からそっと見守ります。私たちは開場前におなかを満たしたので、キッザニア東京内で食事はせずに、子供がやりたいアクティビティをまわれるだけまわりました。
20:00頃 退場
第2部は通常21:00まで楽しめますが、私たちが訪れた日の営業時間は1時間早かったため、20:00に退場です。アクティビティを楽しめたのは4時間、最後30分はアクティビティはほとんど終了しているため、アクティビティを楽しめたのは実質3時間半でしたが、5つのアクティビティを体験でき、子供は大満足でキッザニア東京を後にしました。
館内の様子
キッザニア東京には消防署や警察署など約60のパビリオンがありますが、約2/3の子供サイズで作られた街は広すぎることもなく、体験したいパビリオンが離れていてもあまり気にならないちょうどいい広さです。入場すると、ちょっと薄暗い街並みに消防車や救急車や宅配便の車が通ったり、各職業のユニフォームを着たかわいらしい子供たちがさまざまな体験をしていて、とっても賑やか♪街では救急隊員が救助していたり、消防士が消火していたり、かと思えばウエディングセレモニーやパレードが始まったり…いろんなことが起こる忙しい街ですが、子供はあちこち興味津々で忙しそうです。
全て室内であたたかい…というか結構暑いので、厚着はしない方がいいと思います。私たちが訪れたのは冬ですが、大人も子供もカットソー1枚で十分でした。半袖の子供たちもいたくらいです。
赤ちゃんや小さな子供連れの場合、ベビーカーでの入場も可能ですが、2階の通路は狭く移動しづらいので、私たちは抱っこ紐で正解だったと思います。私たちは利用していませんが、ミルクハウスには乳幼児向けの本やおもちゃ、離乳食の提供があるそうなので、赤ちゃんや小さな子供連れの方はチェックしてみてください。館内には授乳室やオムツ替え台もあるので、赤ちゃんや小さな子供連れでも安心です。
職業体験
続いて、我が家の4歳の長男が興味を持ったアクティビティについてご紹介します。事前に長男と一緒にアクティビティを調査、どうしても体験したいアクティビティを6つ、時間があったらやりたいアクティビティを4つ決めておきました。どうしても体験したいアクティビティでも、時間が足りなくなってしまったり、受付終了してしまったらできないことも予め納得してもらっていたので、当日できないアクティビティがあっても残念そうにしていただけで、すんなり受け入れていました。ちなみに、どうしても体験したいアクティビティに入っていたのに体験できなかったアクティビティは「救急救命士」でした。私たちが訪れた日は確か17時くらいに見に行ったときには救急救命士の受付は終了してしまっていました。消防士は人気があるからと先に体験したのが失敗でした。日によって人気のあるアクティビティに差が出るので難しいところです…。ここからは、実際に長男が体験したアクティビティについてご紹介したいと思います。
メガネショップの店員
まず最初に体験したアクティビティはメガネショップの店員。長男の優先順位的には消防士や救急救命士の方が上だったのですが、メガネショップは毎回人気ですぐに受付終了してしまうそうなので、まず最初に向かいました。長男は無事体験することができましたが、16時前に受付終了になっていました。メガネショップの店員をやりたい人は最初に行ってみることをおすすめします。ちなみに、メガネショップ付近にある絵の具屋、鉛筆工場も同じく16時前に受付終了になっていました。
キッザニア東京に入って右奥までぐるっと進み、ピザショップ近くの階段から2階へ上がります。少し手前の警察署あたりにも階段がありますが、その階段からはメガネショップへたどり着けないので、もっと奥の階段です。階段を上がるとスタッフの方が案内してくれました。サッカースタジアム内に案内され、列に並ぶと、スタッフの方がまわってきてくれて受付をします。アクティビティが始まる16時まではそこで待機です。子供と一緒に親も隣で並んで待てるので、お話していればあっという間です。
スタッフの方に案内されメガネショップの前へ移動、ユニフォームに着替えます。16時になりアクティビティがスタートすると、子供たちはメガネショップの中へ。と言ってもオープンな空間なので、すぐ近くで見学することができます。まずはメガネやサングラスの説明。4歳児にはちょっと難しいかな?真剣な顔で説明を聞きます。メガネの試着をしたりして、いよいよメガネを組み立てます!フレーム、テンプル、レンズ、それぞれ好きな色を選んで組み立て、完成したメガネは持ち帰ることができます。自分だけのオリジナルメガネが完成したときの長男の顔がとっても嬉しそうで、それだけでキッザニア東京に来てよかったなと思ってしまいました♪帰り道、どのアクティビティが1番楽しかったか聞いてみると、意外にもメガネショップの店員がNO.1でした。やっぱり自分で色を選んで自分で組み立てるって特別なんでしょうね♪
消防士
続いて体験したのは長男の第一希望、消防士。消防士の防火服を着て消防車に乗り、建物の消火活動を行います。とても分かりやすい目をひくアクティビティでいつも人気のようです。3~4歳の小さな子供が多いアクティビティ。小さな子供がちょっとブカブカの防火服を着て、番号や掛け声など、大きな声で頑張る姿はとってもほほえましく、男の子にはぜひ体験させてあげたいアクティビティです♪消防署内には入れないので、消防署の外から訓練の様子を見学、子供たちが乗り込んだ消防車の後ろからついていって、消火活動を近くで見学します。消防士のアクティビティは写真はもちろん、動画におさめて後から子供に見せると喜ぶと思います。
軌道作業員(地下鉄)
我が家の長男が選んだのは地下鉄の運転士…ではなく…地下鉄の車両整備員…でもなく…地下鉄の軌道作業員。チョイスが地味でちょっとびっくりしましたが、すいているので消防士体験後すぐに体験することができました。みえない時間に~みえない場所で~みえない誰かを想い~♪の曲が頭の中に流れました♪作業着を着てチェック表を持つ姿はまさに小さな軌道作業員!レールの整備なんてなかなか見ることはないですが、実際にこんなことをしてレールの整備をしているんだと貴重な体験をすることができ、工具も使えて長男は真剣そのものでした。なかなか渋いチョイスでしたが、とっても有意義な時間だったようです。ちなみに、体験する場所は奥の方で、ちょっとせせこましいところで見学することになりますが、こちらもすぐ目の前で見学できます。
セールスドライバー(宅配センター)
お次はとても馴染みのある宅急便。クロネコヤマトのユニフォームを着てキャップをかぶり、セールスドライバーのお仕事です。3~4歳の小さな子供が多いアクティビティです。営業所内は入れないのですが、出入り口や窓から中を見学することができます。その後、宅急便の車に乗り込んで集荷や配達に出かけます。私たち大人は車や徒歩で集荷や配達に向かう子供たちを追いかけて見学します。あまり目新しいことはないですが、よく見る、おうちにも着てくれるクロネコヤマトのユニフォームを着て宅急便の車に乗れて、とっても嬉しそうでした♪
警察官
最後に体験したのは警察官。制服と帽子をかぶると…我が家の長男はどちらかというと駅長さんかな?そんなゆるゆる長男も、ぴしっと真剣な顔で敬礼する姿はいつもと違う我が子を見た感じです。捜査の内容を説明したりしたのだと思いますが、わりと長い間警察署内で話していました。子供たちが警察署内にいる間は、窓の外から中を見学するため声はほとんど聞こえません。そして警察署から出てきた子供たちは整列してぴしっと敬礼!事件の捜査で聞き取りや指紋採取、証拠探しなどを行っていました。用意されている指紋を見つけると、「あっ!あった!」ととっても嬉しそうなまだまだ純粋な長男(笑)警察署に戻って犯人特定のための話し合い。窓の外から見学していると、「犯人はこの人だと思う人いますか~?」と言われ気合いを入れて手をあげた長男。「なんでだと思いますか?」と聞かれ「なんとなく」と答えていて笑ってしまいました(笑)無事犯人がつかまったようで本日のアクティビティ終了。警察手帳をもらえるのですが、「警察手帳を持ってもう一度きたらあの牢屋の中見れるって!」と目を輝かせて出てきた長男。またキッザニア東京へ行こうと言われる日も遠くないかもしれません。
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