子供目線、親目線でそれぞれ楽しめる、大爆笑の「もう ぬげない」

「もう ぬげない」ヨシタケシンスケ 育児

もう ぬげない

ヨシタケシンスケさんをまだ知らないときに手にとって大笑いした絵本「もう ぬげない」。第9回MOE絵本屋さん大賞2016 第1位受賞作品です。この絵本を読んでからヨシタケシンスケさんの描く世界観が大好きです♪子供が赤ちゃんのときに読んで親の私が大爆笑!まだ赤ちゃんにははやいとあたためておき、子供が4歳の頃に改めて子供と一緒に読んで親子で大爆笑でした♪対象年齢もよく3歳、4歳、5歳と書かれているのを見かけますが、3歳、4歳くらいからは十分楽しめる絵本だと思います。

あらすじ

「もう ぬげない」ヨシタケシンスケ
「もう ぬげない」ヨシタケシンスケ

服がひっかかって脱げなくなって、もうどれくらいたったのかしら…おなか丸出しの衝撃的な微笑ましすぎる絵で始まります。このままずっと脱げなかったらどうしよう?脱げないなら脱がなきゃいいんだ!と考えた男の子は、さまざまな妄想を繰り広げます。でもだんだんおなかが寒くなってきて、やっぱり脱ごうともがいて…ラストは笑わずにはいられません♪

レビュー

表紙からして期待膨らむ「もう ぬげない」。絵本を開いて、おなか丸出しの衝撃的な男の子の絵が目に入ると、微笑ましくて思わず笑顔になってしまいます♪このままずっと服が脱げなかったらどうしようと、あれこれ奇想天外な妄想を繰り広げる男の子の、子供らしくてかわいくてユニークな考えがまた微笑ましい!同じ境遇の男の子を見つけるシーンに子供はハマって大笑いしていて、私は仲良しの子と息子が同じことをしている絵が浮かんで笑ってしまいました。そんな子供の服を手際よく脱がせるお母さんの呆れた表情もたまりません。最後のオチがまた最高です!

小さな子供のいる家庭、特に男の子のいる家庭では、絶対にあるある!と笑える絵本だと思います♪そうそう脱ぐの大変なんだよ!という子供ならではの共感と、またくだらないことして…と呆れる親ならではの共感があり、子供ならではの目線、親ならではの目線、それぞれ楽しめる絵本です。毎日毎日着替えにやたら時間がかかる子供に呆れて急かすのも疲れる日々ですが、この絵本はそんなお母さんに笑いと癒しを与えてくれるおすすめの一冊です。

コメント

  1. […] おなか丸出しの衝撃的で微笑ましすぎる絵が表紙の「もうぬげない」。服がひっかかって脱げなくなってしまった男の子の、奇想天外な妄想が子供らしくてとってもかわいらしく、対照的なお母さんの呆れた表情もたまりません。小さな子供、特に男の子のいる家庭では「あるある!」と共感しまくりのとっても笑える絵本です。子供の目線、親の目線でそれぞれ楽しめる絵本だと思います。3歳くらいの子供から楽しめると思います。▶「もうぬげない」のあらすじ、レビューはこちら […]

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