帝王切開の入院日数・スケジュール!気になる術後の傷みも

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帝王切開

自然分娩が難しい場合におなかを切る手術で赤ちゃんを出産する方法です。逆子、双子、前置胎盤等の理由による予定帝王切開、赤ちゃんやママに問題が生じて急いで赤ちゃんを取り出す必要がある場合に行う緊急帝王切開があります。帝王切開で出産する人は年々増加していて、今では5人に1人が帝王切開での出産といわれています。私の場合は赤ちゃんが逆子だったための予定帝王切開だったので、予定帝王切開について書きたいと思います。

予定帝王切開の入院日数

予定帝王切開の入院日数は、7日~10日程度が一般的です。産後の経過により10日以上になる場合もあります。私の場合は1人目、2人目ともに予定通り8日間の入院でした。

予定帝王切開の入院スケジュール

産院やママの産後の経過により異なりますが、参考までに私の入院スケジュールをご紹介します。

入院1日目(手術当日)

10:00

入院受付

10:30

点滴、採決、赤ちゃんの心音やおなかの張りをチェック、毛剃り、浣腸など、手術前に行う処置をします。お部屋にいる間は夫や上の子と過ごすことができました。

14:00 帝王切開手術

お部屋からベッドのまま手術室へ移動します。お部屋と手術室のフロアが異なっていたため、夫や上の子、ばぁばにエレベーター前まで見送られ一旦お別れです。ちなみに、手術は30分程度で終わるため、手術が終わる頃に夫や上の子、ばぁばは手術室前の椅子で待つよう指示されていました。

手術室では全裸になり、タオルケットをかけて尿道バルーン、点滴等の手術準備を看護師さんが行ってくれます。1人目のときは初めての手術だったので私はワクワクしていましたが、不安になる方も多くいるようで、看護師さんがやさしく声をかけてくれます。

先生が手術室に入り、局所麻酔を行います。おなかから下に麻酔がかかったことをしっかり確認し、手術が始まります。

手術が始まると、おなかのをぐいぐい引っ張られるような感覚やぐいぐい押される感覚があり、なんともいえない初めての体験です。傷みは全くありません。

1人目出産時は麻酔の影響で吐き気と戦いながらの手術で、意識が飛びそうな中、看護師さんに声をかけ続けてもらってなんとか起きている状態でした。2人目出産時は吐き気もなく、意識もしっかりしていて、手術中の様子をしっかり覚えています。

赤ちゃんをおなかの中から取り出し赤ちゃんの泣き声が聞こえると、「元気な男の子ですよ~」「元気な女の子ですよ~」と看護師さんが赤ちゃんを枕元に連れてきてくれます。初めて見る我が子は小さくてかわいくて、初めて見た瞬間から愛おしい気持ちになったことをしっかり覚えています。

その後、泣く我が子を看護師さんが拭いてくれているのを横目に、薬が効き眠りに堕ちました。この眠りに堕ちるまでの朦朧としている時間、目の前の景色が走馬灯のように流れ世界がぐるぐる回り、自分がどこで何をしているのか分からなくなる不思議な時間がありました。1人目出産時はここで深い眠りに堕ち、夢を見ていました。2人目出産時は、看護師さんの声かけでふっと少し意識が戻り、手術室のランプを見て「今施術室にいるんだな~」とぼんやり思いながらまた世界がまわって意識が遠のいていきました。手術室、エレベーター、お部屋でそれぞれ一瞬意識が戻ったようで、断片的にぼんやりと景色を覚えています。意識が朦朧として身体も動かないため、されるがままの状態でベッドにうつされ、お部屋に移動します。

16:00

お部屋で目が覚めると、まだ少し意識がはっきりしません。意識が朦朧としていることを自覚しながら、ゆっくりゆっくり少しだけ家族と話すことができ、また少し眠りました。

18:00

意識が大分はっきりしてきて、足のしびれを感じるようになりました。

19:00

看護師さんがお部屋に赤ちゃんを連れてきてくれて初めて赤ちゃんを抱っこできた瞬間です。まだ起き上がれないため、抱っこというより横に置いてもらったという方が正しいかもしれません。

20:00

看護師さんが迎えに来てくれて、赤ちゃんは新生児室へ戻ります。この頃には足の曲げ伸ばしができるようになりました。

20:30

子宮のチェックやナプキン交換のため看護師さんが来てくれました。腰を持ち上げられるか聞かれすんなり持ち上げると看護師さんもびっくり。私は1人目出産時も2人目出産時も術後の傷みはあまりなく、回復もはやかったのですが、大体の人は術後大分おなかが痛くて腰を持ち上げるのも相当苦労するそうです。この頃には子宮の収縮なのか、おなかが定期的に傷むくらいで、足も大分動かしやすくなっていました。

21:30

眠りにつきました。術後の傷みで眠れない場合は看護師さんに言えば痛み止めを入れてくださるそうです。私は痛み止めは必要なく、夜中には寝返りをうてるくらいまで回復していました。入院中、お部屋に来てくださる看護師さん全員に驚かれたので、私の回復のはやさは異常なようです…。

入院2日目

採血、点滴、午後には尿管を抜きました。そのため、2日目からは痛くても時間をかけてお部屋のトイレに行きます。ちなみに、動くときと笑うときにおなかが傷むので、術後は笑わされるのもなかなかつらいです。笑 食事は入院2日目から少しずつ食べ始めます。朝食はゼリーとお茶のみ。昼食はヨーグルト、カロリーメイト、みかん、お茶。夕食はお粥。入院2日目はまだシャワーを浴びれないため、ベッドで体を拭きます。

昼間の授乳時間は4回あり、時間になると看護師さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。初めて赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれて嬉しい日。でも授乳時間でも赤ちゃんはぐっすり眠ってしまっていることも多く、ひたすら抱っこしてかわいさをかみしめていました♪

朝の採血で貧血と分かり、鉄剤を追加。妊娠中、鉄剤の副作用で吐き気と戦った過去があり、看護師さんに聞いてみると、血液に直接入れるため吐き気は出ないと聞いて安心。

また、起き上がれるようになったためしばらく立って面会に来てくれた家族や友達と話していると、肩・腰あたりが痛くなってきて、頭痛も始まったためほとんど横になって過ごしました。

入院3日目

入院3日目から食事らしい食事が始まりました。朝食はパン、スープ、ヨーグルト。昼食はうどん、みかん。夕食は常食軽め。入院3日目からは院内歩行できるのですが、立っている時間が長いと頭痛がするためこの日も長い時間横になって過ごしました。この日の授乳時間も看護師さんが赤ちゃんをお部屋まで連れてきてくれました。

頭痛は麻酔の影響かもしれないから、水分をたくさん取るように言われ、とにかく水分を取って横になって過ごしました。おなかの傷みはほとんどなく、立ち上がるのも歩くのも苦にならず、ほとんど前かがみにならなくても歩けるようになりました。でも先生いわく、産後はしばらくおなかは伸ばさずまるめていた方が傷の治りは早くきれいになるらしいです!

入院4日目

ホチキスでとまっている傷口を消毒し、傷パワーパッドのようなテープを貼ります。そして産後初のシャワーでさっぱり!この日は産後初のお通じもありすっきり!院内を散歩したり、頭痛がすると横になって休んだりして1日過ごします。入院4日目からの食事は、軽めではない常食になりました。

入院5日目~6日目

おっぱいがはってしまって眠れないため、夜間の授乳もスタート。昼間は授乳時間以外は院内を散歩したり、面会に来てくれた人とおしゃべりしたりゆっくり過ごします。頭痛もすっかりなくなり元気になりました。

入院7日目

退院診察。子宮の戻りも順調で問題ないとのこと。明日には退院のため、荷物も整理し始めます。

入院8日目(退院日)

傷口のテープを外し、薬を塗ってもらいます。精算をすませ、11:00に無事退院しました。

授乳時間以外は赤ちゃんは新生児室で過ごす母子別室の産院だったので、授乳時間は赤ちゃんのかわいさをたっぷり噛みしめながら授乳し、それ以外の時間はゆっくり体を休ませることができました。また、食事のおいしさも評判の産院だったため、毎回食事の時間も楽しみに過ごしていました。家事から解放される入院中、おいしいご飯を食べられるって幸せですよね♪また、毎日家族や友達がお見舞いに来てくれたこともあり、とても充実した忘れられない幸せな8日間でした♪

コメント

  1. […] 帝王切開の一般的な入院日数は7日~10日程度です。産院や産後の経過により入院日数やスケジュールは異なりますが、参考までに私の入院スケジュールをご紹介します。▶予定帝王切開の入院スケジュールはこちら […]

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