100円たんけん
あらすじ
コンビニでお菓子を買ってとおねだりしたら「100円までよ」と言われた男の子。100円ショップへ行くと、あれもこれも全部100円!100円の価値に興味を持った男の子は、他のお店では100円で何が買えるか調べてみようとお母さんに提案。名付けて「100円たんけん」スタート!お肉屋さん、お魚屋さん、八百屋さん、ケーキ屋さん、お寿司屋さん…と、商店街にあるいろいろなお店で100円でお買い物しながら100円の価値を考える、親子で楽しめる絵本です。
実際に読んだ感想
我が家の4歳児が今まさにハマっている絵本です。1円、10円、100円、1,000円…小銭やお札、いくつか種類があって、物を買うときにはお金を支払うということは理解しているものの、それぞれの価値はまだ分かっていない4歳児。この絵本を読んで、なんとなーくお金の価値が分かって興味を持ち始め、お店でも「これ100円で買える?」「これ100円って書いてある!」など、お買い物がいつもより楽しそうです♪
この絵本でも最初に出てくるコンビニ、100円ショップは子供連れで入ることも多く、一緒に商品を選ぶこともあります。この絵本では、普段は親が買うものを選んでお金を支払う、量り売りのお肉屋さん、魚屋さん、お寿司屋さん、ケーキ屋さんなどでも100円でどんなものがどれくらい買えるか描かれていて、幅広い物のお金の価値を学ぶきっかけになります。子供目線で描かれているので、「ぎゅうにくだとこれっぽっち」とか「ケーキ100円ぶんきってください」とか、かわいらしい表現にクスッとしてしまいます♪個性豊かな登場人物の表情もかわいくてイキイキしていて、子供も夢中になって絵に見入っています♪
最後に、母の日に男の子がプレゼントで買うものにもほっこりしてしまう、最初から最後まで親子で楽しめる、学べる絵本です。
最近はクレジットカードや電子マネーなどで支払うことが多く、お金を直接出す機会が減ってきましたが、お金について学ぶにはやっぱりお金そのものを手渡して商品を受け取る体験が必要かなと思います。この絵本を読んだ後は、皆さんきっと100円玉を持って親子で「100円たんけん」したくなると思います♪我が家ももちろん商店街へ繰り出しました。消費税含めて110円をポシェットに入れてウキウキ出かける子供はとってもかわいいですし、何より、お金の価値を体感し子供が少し成長するいい機会になります!
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