うちゅうはきみのすぐそばに
宇宙に興味を持ち始めた長男のために手に取った絵本「うちゅうはきみのすぐそばに」。地上から宇宙までふわりふわりと旅しているような疑似体験ができ、子供はもちろん、一緒に読んでいた私もとても楽しめました♪タイトル通り、遠いと感じていた宇宙を身近に感じられる、広い宇宙の中の地球に私たちは住んでいるんだと感じられる、素敵な絵本でした。いつも見上げている空のその先の世界にワクワクする「うちゅうはきみのすぐそばに」のあらすじ、対象年齢などをご紹介します。
あらすじ
空の上にある宇宙。宇宙はどれくらい遠い場所なのでしょうか?地上から上空へ、雲を越え、そして宇宙まで、絵本の中でふわりと旅ができます。
対象年齢
4歳、5歳くらいから空、宇宙をなんとなく理解して楽しめる絵本だと思います。我が家の5歳児はどのページにも興味津々、1人で何度も読んでいました。
レビュー
地面の上から、ビルの最上階、建物のない高さ、雲の中、雲の上、宇宙…と、ページをめくるごとに視線がぐんぐん上へ、私たちが生活している地面、地球を見下ろす、美しくて緻密な絵が描かれています。私たちが見上げている空は宇宙までつながっているんだと実感できる、とても素晴らしい構成だと思います。別の世界のように思える宇宙が、とっても身近に感じられます。そして広い広い宇宙の中の地球で私たちは生活しているんだと改めて感じることができます。この絵本を読みながら、子供たちが宇宙を身近に感じながら大きくなってくれたらいいなと思います♪
地面の上、ビルの最上階、雲の中、雲の上…と、それぞれの高さの様子が各ページで分かりやすく紹介されていて、子供も大人も楽しめます。我が家の子供は「ぴょんと はねると すこし そらに ちかづくことが できます」という一文がお気に入りで、飛び跳ねたり階段を登ったりするときに「ちょっと空に近づいたね♪」と嬉しそうに言っています。空に近づくという感覚、とても素敵だなと思います。鳥たちが飛ぶ高さ、飛行機が飛ぶ高さ、雲の中の様子、雲の上の真っ青な空、星が輝く宇宙から見下ろした地球、絵本の中でぐんぐん空へ、宇宙へ、壮大な旅をしている気分になります。でも絵本の中ではあっという間にたどり着く宇宙。あとがきを読むとさらに宇宙は意外と近いと思えます。「ほとんど うちゅう」とか「ちきゅうと うちゅうに さかいめはない」「けれども、みんなではなしあってきめました」とか、子供にもとても分かりやすく書かれているため、読み聞かせだけでなく子供1人でも楽しく読めます。
宇宙好きな子供、空が好きな子供へのプレゼントにもおすすめです♪
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