軍艦島上陸クルーズツアーのおすすめ『軍艦島コンシェルジュ』

軍艦島 旅行

◆軍艦島(端島)とは

日本の近代化を支える炭鉱都市として栄えた、長崎にある『端島』、通称『軍艦島』岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶ姿が軍艦に似ていることから『軍艦島』と呼ばれるようになったそうです。

明治~昭和にかけて海底炭鉱により栄え、最盛期の1960年には東京の約18倍、世界一の人口密度に!
島内には小中学校や病院、映画館などの娯楽施設もそろっていて、島内で全てを賄うことができたそうです。日本初の高層鉄筋コンクリートのアパート、日本初の屋上庭園、日本一高い小中学校等…実は「日本初」「日本一」が多い島です。

端島炭鉱の石炭はとても良質で、隣接する高島炭坑とともに日本の近代化を支えました。1974年に閉山、現在は無人島です。軍艦島は唯一の黒字で閉鎖した炭鉱だそうです。

世界遺産『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』のうちの1つです。

◆軍艦島に上陸するには

軍艦島(端島)に上陸するには、各船会社が運航している軍艦島上陸ツアーに参加する必要があります。ただし、軍艦島上陸ツアーに申し込んでも、天候等により上陸できない場合もあります。

◆おすすめの軍艦島上陸クルーズツアー

各社比較して私たちが申し込んだ軍艦島上陸ツアーは『軍艦島コンシェルジュ』。とっても満足できるツアーだったので、『軍艦島コンシェルジュ』での軍艦島上陸はおすすめです。

<『軍艦島コンシェルジュ』で申し込んだ理由>

①圧倒的に高い上陸率
せっかくはるばる訪れるのだから、軍艦島上陸率の高さは重要ですよね。他の船会社と比較すると『軍艦島コンシェルジュ』の軍艦島上陸率は圧倒的に高く、1番の決め手になりました。

②船酔いを軽減
『ジュピター』には横揺れ防止装置を搭載しているそうです。私たちは子連れ旅行だったため、船酔いの可能性は低い方がありがたいので、こちらも1つの理由になりました。天気の悪い日でしたが、確かにあまり揺れもなく乗り心地がよかったです。

③専属ガイドが乗船
船員さんとは別に専属ガイドさんが乗船し、船内でも軍艦島上陸後もガイドさんが軍艦島について色々と説明してくれます。ガイドさんのお話はとってもおもしろくて情報が盛りだくさん!『軍艦島コンシェルジュ』のガイドさんの中には、実際に軍艦島で過ごしていた方もいて、当時の軍艦島の様子を知る生の声を聞くことができます。私たちが参加した日のガイドさんは別の方でしたが、実際に軍艦島で過ごした方の話を聞いているため、裏話的なおもしろい話をたくさん聞けました。
内容はここでご紹介すると楽しみが減ってしまうため割愛します♪

船内ではほぼずーっとガイドさんが話続けてくれて、飽きることがありません。船のエンジン音でところどころ聞き取りづらい部分があったのが少し残念でした…。

◆『軍艦島コンシェルジュ』軍艦島上陸クルーズツアーの様子

私たちは『軍艦島上陸・周遊プラン 優先乗船(ミュージアム付)』を申し込んだので、その様子をご紹介します。『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』入館チケット半額+優先乗船整理券がついたプランです。

まずは『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』で乗船の受付をします。私たちはベビーカーで子どもを連れて行ったので、ここで一度ベビーカーを預けました。軍艦島上陸ツアー中もこのまま『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』でベビーカーを預かっておいてもらうこともできます。

その後、軍艦島上陸ツアーまでの時間は『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』を見学して過ごします。軍艦島上陸ツアーの後も引き続き見学することもできます。

『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』の中のおすすめは『軍艦島シンフォニー』。軍艦島に関する前知識が全くなくても、軍艦島について気軽に知ることができます。恥ずかしながら私は軍艦島の知識ほぼゼロだったので、とっても勉強になりました!すぐそばに『「AR」軍艦島ジャンプ』があり、箱をのぞいてジャンプすると上空から軍艦島を見下ろす景色が見えるものもあり、子どもは夢中でジャンプしていました。

その後、『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』館内で集合しターミナルへ移動、いよいよ乗船です。ベビーカーは、先ほどの『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』でも預かってもらえますし、港でも預かってもらえます。港で預かってもらう場合は、みんなが通れるところに置くだけなので、気になる方は『軍艦島デジタルミュージアム(GDM)』で預かってもらった方がいいと思います。私たちは下船後雨が降っていたので、結果的には港で預かっておいてもらって正解でした(下船後すぐ子どもをベビーカーに乗せカバーをかけることができたため)。

横揺れ防止装置を搭載している『ジュピター』
横揺れ防止装置を搭載している『ジュピター』

船内では専属ガイドさんが軍艦島についてたーくさんお話してくれます。思わず「へー!」と言ってしまう感じでおもしろかったです。スタッフの方はとても忙しそうでしたが、子どもを気遣ってくれて笑顔、対応の素敵な方ばかりでした。座席は思ったよりふかふかしていて乗り心地がよく、トイレは広くてきれいでした。

軍艦島が見えてくると、デッキに出てじっくり見学・撮影することができます。未就学児はデッキに出ることができないため、デッキにはパパと交代でみに行きました。ただ、みんながデッキに出るため、子どもと船内にいても反対側の席まで見に行くこともできてゆっくりできました。島もまわりをぐるぐるまわりながら説明してくれて、左側の席の人・右側の席の人が平等に軍艦島を見れるように船をまわしてくれるから親切です。

船から見た軍艦島
船から見た軍艦島

私たちがツアーに参加した日はあいにくの天気だったのですが、「曇りや雨のこんな天気の方が廃墟の雰囲気が出て軍艦島には似合いますよね~」と言っていました。青空の下の軍艦島もとってもきれいそうですが、確かに廃墟感の出る天気の悪い日も悪くはないなと思いました。

そしてついに軍艦島上陸です!軍艦島では、3つのスポットでそれぞれ説明を聞きながら写真撮影もできます。軍艦島では雨が降っても傘をさすことができないため、天気が心配な日はカッパが必要です。200円で販売もしているため、持っていなくても買ってそのまま羽織ることもできます。島内ではやはりガイドさんの近くにいるおがおすすめ。軍艦島の廃墟を前に、たくさんのおもしろい説明が聞けます。

軍艦島上陸
軍艦島上陸
軍艦島上陸

帰りの船も自由席のため、子どもがいる私たちは早めに船に戻れるようにスタッフの方が声をかけてくれました。こういうところも子連れ旅行にはとてもありがたいですよね。

『軍艦コンシェルジュ』の軍艦島上陸クルーズツアー、船はきれいでスタッフの方にも親切にしていただき、情報も盛りだくさんでとってもおもしろかったのでおすすめです!

コメント

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